内藤です。
オンラインセミナーや勉強会、グループセッションなど、Zoomを使ったイベントが今は当たり前になりましたよね。
録画してアーカイブを残したり、欠席者向けに配信したりする機会も多いと思います。
でもそのとき、こんな不安はありませんか?
- 参加者の顔が録画に映ってしまうのは避けたい
- プライバシーを守りたいけど、編集は手間がかかる
- 顔出しNGの方にも安心して参加してほしい
そんなときに便利なのが、Zoomの「フォーカスモード」です。
フォーカスモードとは?
Zoomのフォーカスモードは、ホストと共同ホストだけが参加者の顔や名前を見られる機能です。他の参加者からは顔がどう映っているかは一切見えなくなります。
つまり、参加者同士のプライバシーをしっかり守ることができます。
また、画面にはホストと共有画面しか映りませんので、話に集中してもらえる環境をつくることができます。
アーカイブの「スピーカービュー」に映るのは発言しているホストや共有画面だけになります。
※スポットライト機能を使って参加者を表示させることもできますが、基本的にはホスト以外は録画に映りません。
またフォーカスモードでもアーカイブの「ギャラリービュー」には、参加の方が映ってしまいますので注意。
フォーカスモードの設定方法
フォーカスモードの使い方はとても簡単。以下の手順で設定できます。
- Zoomのミーティングを開始する
- 画面下のメニューにある「詳細」または「…」をクリック
- 「フォーカスモードを開始」を選択
「フォーカスモードを開始しますか?」のメッセージが出た場合は「開始」をクリック
- モードがオンになると、ホストには全員の映像が見えますが、参加者同士の顔は非表示になります
- アーカイブは「スピーカービュー」をダウンロードして使うと、ホストや話している人だけが映ります
※古いバージョンのZoomでは表示されない場合があるので、最新版にアップデートしておきましょう。
フォーカスモードが役立つシーン
この機能は、以下のような場面で特に重宝します。
- セミナーや講座で参加者のプライバシーを守りたいとき
- 顔出しが難しい方にも安心して参加してもらいたいとき
- 講座やイベントの録画データをそのまま教材やアーカイブとして活用したいとき
- 編集作業を減らして、すぐに録画データを公開したいとき
プライバシーへの配慮があると、参加者の満足度も安心感も高まります。
注意点と補足情報
- ギャラリービューのアーカイブは、フォーカスモードでも参加者が映ることがあるので注意しましょう
- スポットライトを当てた場合、その参加者は録画に映ります
まとめ:フォーカスモードで安心・簡単な録画を!
Zoomでの録画において、「参加者の顔を映さずに、プライバシーを守りたい」という場合には、フォーカスモードを使いましょう。
- 操作は簡単
- プライバシーをしっかり保護
- 編集の手間をカット
ぜひ活用してみてくださいね
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