どんな方に向けてサービスを提供したり、ネットで発信していますか?
と聞くと
「40代の女性で…」
というような答えが返ってくることが多いです。
ボクは「誰に向けるか?」が、めちゃくちゃ重要だと思っていますが、「40代の女性…」のように年齢、性別で絞るような対象の決め方はしません。これだけ多様化している時代ですから、40代女性でも、求めてるものって違います。
年齢や性別、あるいは地域などで対象を決めるのではなく、「どうしたい人か」「どうなりたい人か」で決めることが大事です。提供する商品やサービスは、その求めていることを解決したり、喜ばせてあげることだから。
例えば、ボクは元スキーのインストラクターです。コブ斜面専門のスクールで13年やっていました。コブ斜面を連続して滑りたい人向けに、コブがはじめてでも滑れるようになるレッスンをしていました。
コブ斜面は、凸凹していてスキー操作が難しいですし、暴走しやすいです。1コブ、2コブで弾かれてしまい、連続して滑れない人が多い。そこでボクらは「コブを連続して滑りたい人」や「安定してコブを最後まで滑りたい人」に向けていました。
するとお客様は30代男性だったり、40代女性だったり、50代、60代だったり。海外からのお客様もいました。年齢も性別もバラバラです。でも、お客様の目的は同じなのです。「コブを連続して滑りたい」という。
ボクらが、「30代男性で…」などという客層の決め方をしていたら、それ以外のお客様は来なかったかもしれません。スノーボード世代でスキーをやらない年代だってありますしね。
だから「どうしたい人か」「どうなりたい人か」で、向ける相手を決めることが大切なのです。
商品・サービスで喜んでもらえるのは、お客様が「こうなりたい」という目的に対してです。30代男性だから喜ぶ、40代女性だから喜ぶのではなく、「こうなりたい」を満たすから喜んでくれます。
ペルソナを設定するのは良いのですが、「誰に向けるのか」を間違わないようにしましょう。これを間違うと、売れるものも売れなくなりますので。
記事毎に向ける相手をかえてもいい
SNSやブログで発信する時には、より具体的に「誰に向けるか」を決めるといいです。「こうなりたいと思ってる人」ではなく、「こうなりたいと思っている○○さん」のように実在する人物を設定するのです。
そうすると、喜んでもらえる具体的な内容になります。そして、その方が多くの人が「自分に向けられてる」と思ってくれます。コレ、本当。
この記事もあなたに向けて書いてますよ^^
向ける相手が漠然としていたり、年代、性別などで絞っていた場合は参考にしてみてくださいね
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