いつも全てのことをやろうとしていませんか?
1つのために、他を捨てる
僕は以前、13年ほどスキーのインストラクターをしていました。
コブ斜面やジャンプを教える、少し変わったスクールです。
コブを安定して滑るには、色んなことを意識しなければいけません。
雪面に圧をかけるタイミング、板の向き、姿勢、目線、ストックワーク、板が通る場所、、、
でもこれらを最初から全て意識なんかできません。
上達の早い人は、1つ意識したら他のことは捨てられる人です。
姿勢を意識するときは、ストックワークがバラバラになってもいいって割り切るのです。
そうやって集中して、1つのことが無意識でできるようになったら、次のことに取り組む。
1つできたら、次の1つに取り組む、という感じ。
逆に、1つのことができていないのに、あれもこれも意識してしまうと、どれも中途半端になり、一向に上達しません。
できていないことばかりに注意が向いてしまって、意識が分散してしまいます。
なかなか上達しない人は、いつも全てをやろうとしてしまっています。
そして、新しいテクニックを聞いたり、誰かに指摘をされると、それもまた取り入れようとして、さらに混乱します。
ブログやSNSを活用しようとして、同じようになっていませんか?
今ネットをビジネスに活用しようと思ったら、1つだけではできません。
SNSもいろいろあるし、ブログも必要です。
でも、最初から完璧に形を整えて、全てを使いこなそうと思ってもできません。
あれもこれもやろうとして、どれも中途半端。
それは本当にもったいないことです。
素直にやるとこは大事。でも、自分で選択しよう。
言われたことや得た情報をもとに素直に取り組むのはいいのですが、ただ言われたからやるのでは身につきません。
自分で考えて選択するから、自分ごととして責任ももてます。
最初は誰もができなくて当たり前。
1つ1つステップアップしませんか?
できない9のことより、できるようになった1をみましょう。
外からの色んな意見に支配されず、自分のやるべきことに集中しましょう。
完璧を目指さずに、変化成長を楽しみましょう。
周りのせい、自分のせいにする前に、まずやり切りましょう。
コメント