内藤です
心屋 仁之助さんの著著『一生お金に困らない生き方』を読みました。
この本は、お金がテーマなのですが、冒頭で『やり方』ではなく、『あり方』の大切さを説いています。
お金持ちになる本を読んでも、お金持ちになれない。どうしてか。
それはお金持ちになる「やり方」ばかり学んでいるからです。「やり方」をいくら学んでも、お金持ちにはなれません。
なぜなら「あり方」が間違っているから。
本当は「やり方」ではなく、「あり方」を変えなくてはいけないんです。
(心屋 仁之助 著 PHP研究所)
心屋さんのブログ
心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba
Doingではなく、Being
『やり方』ってテクニック的な方法で、『あり方』って根本にあるものだと思っています。心屋さんは『あり方』を、物事の『前提(考え方の基礎)』と表現されています。
この本を読んでゴールデンサークルの話を思い出しました。
『サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか | TED.com』
Howではなく、Why。
Appleやキング牧師、ライト兄弟を例に話していますが、まさに彼らは『やり方』ではなく、『あり方』を示しました。
心屋さんは、本でお金に困らない生き方(あり方)を分かりやすく伝えていますが、この『あり方』は様々なことに通じると思っています。
例えば、facebook。
いいねが沢山付く方法だとか、いいねを増やすために挨拶してまわるとか、ツールを使うとか、そういうのってテクニックです。
そういう『やり方』をすれば確かにいいねは増えますが、内容や関係性はとても浅く薄かったりします。新しいテクニックがでれば、それにも飛びつくでしょう。
そして、なかなか実にならない。。根本ではありませんから。
体質や習慣を変えずに、断食して一時的に痩せたと喜ぶようなものです。断食やめたら元に戻ります。
フォーカスすべきは『あり方』
フォーカスすべきは根本の『あり方』です。
僕は多くの人は『あり方』が悪いんじゃなくて、『あり方』をみるということ自体、あまりなかったんじゃないかなと思っています。沢山の『やり方』の情報に目が行って、『あり方』という考え自体に気づいていない、フォーカスしていなかったのではないかと。
ですから、そのことに気がついて、どうあるべきか考えてみるといいと思います。
『あり方』が変われば、『やり方』も変わり、テクニックも役立つ実のあるテクニックになります。
自分が得意としてきたことに置き換えて考えると分かりやすいです。スポーツでも、趣味でもなんでも。
自分が得意なことを、初心者の人に教える時に、いきなりテクニックを教えませんよね?
僕ならスキーやバレーで考えると分かりやすいんです。
うまく見せるための『テクニック』はありますが、いきなりそれをやろうとしても、うまくはなりません。
基礎があるから、テクニックが生きます。
またスランプに陥った時に、立ち返る修正ポイントもありません。よく『原点に戻る』と言いますが、テクニックだけでは、その原点となる根本の基礎がない状態です。
『あり方』が明確ならば、いつでも原点の『あり方』に戻れます。
ネットの発信のあり方は?
じゃ、ネットでのあり方って、何だろうということですが、僕は『喜びの共有』だと思っています。
ネットを使って、売る方法、読まれる方法、仕組みの作り方、ノウハウなどって『やり方』にすぎません。
『やり方』にファンができるのではなく、喜びを共有するというその人の『あり方』にこそファンができます。
僕はそんな風に捉えています。
ネットではありませんが、iPhone5のCMやディズニーのCMって、売り込み感がなくて、喜びの共有が伝わってきますよね〜。だからファンが多い。
『あり方』が違えばお金の捉え方も180度違ってきます。自分は豊かだってことにも気がつくでしょう。
是非一度読んでみてくださいね
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