SNSは個人がやるもの。
ではあるのですが、企業としてもSNSは必要になってるなって思います。
それは企業としてのアカウントでもいいし、社員一人ひとりが発信することでもいいし。
先日からスタートした「ネットでファン実践塾」に参加してくださっている「工場長」(鈴木俊文さん。塾では工場長と呼ばれています)。
工場長は、栃木にある深澤製餡所のまさに工場長。
企業のいち社員ですが、僕の塾に来てくれています。
手前のメガネをかけている方が工場長。
その工場長がこんなことを言っていました。
今新卒で入ってくる子達は、スマホやSNSが当たり前に日常にある生活を送ってきています。
物心ついた頃から、普通に既にあります。新卒採用の情報発信もSNSで発信しないと、いい人材が他の企業にどんどん行ってしまう。
だから企業としてもSNSの必要性をひしひしと感じてます
新卒世代の子は、スマホもSNSも当たり前の生活を送ってきているのです。
そういう子たちの情報収集はやっぱりSNSだったりするわけです。
企業側が情報を発信しないことには、どんな会社なのか、どんなことをしているのか、環境はどうなのかが伝わりません。
情報発信していないと「古い」とか、「固い」とか、そんな印象で逆に敬遠されてしまう可能性もあります。
エクスマでお会いしたデジタル販促マーケッターの平松泰人さん。
平松さんが話されていたことでビックリすることがありました。
それは、コンサル先の美容室で、新人の子が実はSNSですごい数のフォロワーがいる子だったそうなんです。
たしかTwitterが8万人、YouTubeが3万人
その子が美容室に新しく入ったことを発信したら、その美容室に問合せが800件以上入ったと。
これ凄い影響力ですよね。
技術がまだない新人なのに、SNSの影響力が半端なく高くて、お店としては即戦力です。
この子がこの美容室を選んだのも、オーナーが日頃からSNSで発信していたからだそう。
SNSで発信していなかったら、こんな影響力のある子も入って来なかったかもしれません。
こんな風に、企業側の発信が人事採用に役立ちます。
発信しないことには、伝わりません。
「個人がやるもの」で片付けられないものになっています。
ちなみに、工場長が勤める深澤製餡所は、障害者が自立出来るように積極的に受け入れている素晴らしい会社です。
そういう企業の方が、SNSの発信を取り組もうとする動きは嬉しいことです。
こんな会社が増えて欲しいですね。