内藤です
「成功はアート、失敗はサイエンス」
この言葉を聞いて唸りました。
News PicsのTHE UPDATEでオンデーズの田中社長が言った言葉です。
こちらで無料で見れますよ。
昨年の11月に放送された回で、テーマは『起業家が成功する条件は何か?』
田中社長以外にも堀江さんなども出ていて面白いです。
無料なんで是非見てみてください。
で、成功条件について議論していきますが、最後に田中社長がこんなことを言います。
成功の秘訣なんてなくて
成功はアートなんで、再現性なんてないですよ。つまり、堀江さんのやり方を俺がやっても、時代も違うけりゃ、年齢も違うし、キャラも違うし、で俺のやり方を今の若い子がやっても意味ないんですよ。
だからどうやって会社を伸ばすとか成功させるとか自分自身で見つけるしかないんですよ。真似しても無駄なんですよ。
だけど、失敗はだいたいみんな同じ失敗するんですよ。
確かに世の中には、成功法則と呼ばれるものが溢れてます。
『〇〇の成功法則』という本も山程ありますよね。
きっと、どれも正解なんだと思います。その人にとっては。
でも、万人にとっての成功法則は1つもないんですよね。
特に今は情報が溢れてるし簡単に手に入ります。
つまり、正解がいっばいなんです。
でも、その人にとっての正解で、他の人にとっての正解じゃないんですよね。
だからみんな迷うし、成功法則本が次から次へと出てきます。
アートは、芸術ですから、誰もが同じように創れるものではありません。
世の中のアーティストは、自分だけの表現を創りあげますよね。再現できるものじゃない。
人のをパクって大成するアーティストっていないし、本物じゃないです。
『成功はアート』と田中社長が表現したのは、そういうことだと思います。
一方失敗は、失敗する理由が同じことが多い。
つまり、失敗の法則があってデータにもなる。
だから科学で、『失敗はサイエンス』なわけです。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』も『成功はアート、失敗はサイエンス』と同じ意味だなと思います。
『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』は江戸時代の肥前国第9代平戸藩主、松浦清が残した言葉。
元楽天の野村監督が座右の銘としたことで、広く知られるようになりましたね。
監督としてチームを率いて強く感じたんでしょう。
僕らはついつい成功法則を求めがちです。真似したくなります。
でも、そこに自分の正解はありません。
それよりも、失敗から学んで、失敗しないことをしたほうがいい。
そう考えると失敗は大事な経験ですよね。
成功の秘訣は、失敗から学ぶしかありませんね。