内藤です。
いきなりですが、こちらの本おすすめです。
SNSのマーケティングに取り組むなら、絶対読んでおいて欲しい1冊。
「SNSでモノを買う」とありますが、より具体的には、SNS経由で買うことが多いってことです。
例えば、電気屋さんで買ったものがあったとしても、SNSで誰かが投稿していたのを見て行くキッカケになっていたり。
そんなことがありますよね。
実際、僕もモノを買う動機が、「SNSで見て欲しくなったから」ということが多いです。
SNSマーケティングの新法則
この本の中で出てくる大事なキーワードに
- UGC(ユージーシー)
- ULSSAS(ウルサス)
があります。
その言葉の説明と、事例を紹介しますね。
UGCとは
UGC(ユージーシー)とは、User Generated Contentsの略で、ユーザーによって生み出されたコンテンツということ。
例えば、ユーザーが利用したときのレビュー投稿だったり、コメントだったり、シェア記事だったり。
簡単に言うとネット上の口コミです。
この今僕が書いてる記事自体もUGCですね。
ULSSASとは
ULSSAS(ウルサス)は、UGCからの流れのことです。
具体的には
↓
Like(それを見た人が、いいねする)
↓
Search1(SNSで検索)
↓
Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)
↓
Action(行動・購入)
↓
Spread(購入や利用したことを拡散)
という流れです。
SNS上で、口コミを見て、
気になって
検索をして
購入して
それをSNSで投稿。
またその投稿を見た人が
気になって
検索をして
購入して
それをSNSで投稿。
というサイクルが生まれます。
これがULSSAS(ウルサス)。
振り返ると、このULSSASの流れで買ってるよな〜ということ多くありませんか?
このUGCとULSSASの良い点は、利用者発信で広がっていくということです。
「俺ってすごいんです!」
と本人が言うと胡散臭いですが
「あの人すごいんです!」
と他の人がいうと信憑性がましますよね。
それと同じで、ユーザー発信のUGCを起点にULSSASの流れができると、どんどん良いサイクルになります。
UGCの具体的な作り方については、是非本を読んで学んで欲しいなと思います。
SNSマーケティングの新法則のFacebook事例
SNSマーケティングの新法則であるUGCとULSSASの説明をしましたが、実際に起こっている事例を紹介したいと思います。
本の中ではTwitterがUGCが起きやすいと解説されていますが、ここではFacebookの事例。
八ヶ岳有機野菜からできたフェリチタドレッシング
八ヶ岳でドレッシングを販売している松本千佳さんがまさにそのいい例です。
松本千佳さんは、八ヶ岳で有機野菜の収穫から、ドレッシング作り、ビン詰、ラベル貼り、発送、ネットでの発信も全て自身でやっています。(今は工房を持ち、スタッフの方もいます。)
このドレッシングは、まるごと野菜を食べてる感じで、マジでウマいんです!
しかも無添加だし、安心して食べられます。
このフェリチタドレッシングが、FacebookでのUGCを起点にULSSASが生まれ、地元八ヶ岳だけではなく、全国から注文が入るほど人気になりました。
フェリチタドレッシングに起きたULSSASS
まずは松本千佳さんが、フェリチタドレッシングを使ったレシピを投稿。
売り込みではなく、レシピを紹介することで、試したくなるところがポイントですね。
この投稿を見た方が気になって購入。
あまりの美味しさにFacebookで投稿。
それを見た方が気になって、購入し投稿。
どんどんULSSASのサイクルになって購入者が増えていきます。
こんな風に、どんどん売れるキッカケがユーザーからできています。
ほんと、一度食べたら、SNSで投稿したくなる美味しさですよ。
八ヶ岳の工房だけではなく、ネットでも購入できます。
化学調味料・保存料・着色料不使用です。
UGCが起きるのも、そこからULSSASのサイクルになるのも、モノが良いからです。
悪いものだったら、マイナスのUGCが起き、ULSSASのサイクルにもなりません。
お客様が喜ぶものを作るというのが、SNSマーケティングにおいても本質になりますね。