内藤勲です。
「ブログを書こう書こうと思っても書けない」
「書くネタが思いつかない」
「書いたらなにか言われるんじゃないか心配」
こんなことを思って、ブログが書けないでいませんか?
ブログが書けない原因は、みんなにいい情報を出そうとするからです。
ブログが書けない原因は、みんなにいい情報を出そうとするから
みんなにとっていい情報なんてありません。
だから、そもそもみんなとっていい情報を書こうとするのが間違い。
同じ情報でも
「情報ありがとうございます!助かりました!」
と言ってくれる人もいれば、一方で
「こんな誰でも知ってる情報出すなんてバカじゃない?」
と言う人もいます。
だから、みんなにいい情報だそうとするのではなく、誰に向けるかを定めることです。
それも、記事毎に向ける相手をたった一人にするといいです。
ブログは向ける相手を決めて書く
みんなに向けて書くのではなく、あるいは向ける相手を決めずに書くのではなく、相手を決めて書くといいことがあります。
相手に響く内容が書ける
例えば、「手紙」は、送る相手がいます。
一人に向けて書きますよね。
一方「教科書」は、なるべく多くの人がわかるようにかかれています。
みんなに向けて書いてます。
さて、手紙と教科書、どちらが心が動きますか?
どちらが「私に向けて書かれてる」って思いますか?
手紙ですよね。
一人に向けたほうが、より具体的な内容にできるので、例えたった一人に向けたとしても、心動かされる人が何人も出てきます。
周りの目が気にならなくなる
「まわりの目が気になって発信できなくなった」
書けなくなる方の多くが口にします。
これは、自分よりも知識が豊富な人、技術が上の人の目が気になって、批判されるんじゃないか?と思うからです。
みんなに向けようとしたり、誰に向けるか定めていないから、「あの人に読まれたらどうしよう」「なんかツッコまれたらどうしよう」と思うのです。
向ける相手を定めていたら、仮に何か言われたとしても「あなたに向けていませんから」と言えます。
僕の体験談を書きますね。
僕はスキースクールで14年ほどコブ斜面のレッスンをしてきました。
となりのスキー場には同じくモーグルスクールがありました。
選手としてのレベルは、となりのスキー場のスクールの方が上だったのですが、お客さんは僕らのスクールの方が多かったんです。
きっと、「なんでアイツらが教えてるの? 」って思っていたでしょうね。
その時、僕らが、となりのスクールを気にしていたらレッスンなんてできません。
それにとなりのスクールのインストラクターがお客さんになるわけでもありません。
僕らとそのスクールとでは客層が全然違っていましたし、求められるものも違いました。
僕らはコブを連続して滑れるようになりたいコブ初心者。
一方となりのスクールは、大会に出たい上級者。
僕らは僕らで役に立てる相手をちゃんと見ていたのです。
「となりのスクールに何て言われるか分からないから、レッスンやめておこう…」なんて言って、スクールをやめてしまったら、コブの初心者は習えるスクールがありません。
となりのスクールは上級者ばかりですから、入りにくいですし。
お客さん(役に立てる)ではない人を気にしていたら、本当に役に立てる人の役にも立てなくなります。
よね?
ブログ記事は、向ける相手によって言葉も変わる
僕らはコブがまだ滑れない人、連続してすべりたい人に向けて打ち出していました。
ですから、敢えて「モーグル」という言葉も減らしたんです。
パンフレットからも、レッスンからも。
「モーグルレッスンやってます」だと、僕らが来て欲しい方は振り向いてくれません。
「難しそう」
「体力無いと無理そう」
と。
だから僕らは「コブレッスン」として打ち出しました。
そうしたら、モーグルの大会に出たい人は来ないかわりに、コブの初心者の方が沢山来たのです。
人は求めているものによって響く言葉も違います。
これも誰に向けるか定めるから響く言葉も分かってきます。
過去の自分に向けて書く
誰に向けていいか分からない場合は、過去の自分に向けて書くのがおすすめです。
今じゃ当たり前にできていることでも、2年前、3年前は当たり前じゃなかったことってありませんか?
その時の自分に、今なら伝えられることがありますよね?
実際に体験して来たことだから、何に悩んで、どんな気持ちだったかも分かります。
すると、示して欲しい解決策や、かけて欲しい言葉などもわかります。
過去の自分に向けると、具体的に悩みがわかるし、感情を込めて書くことができます。
そして記事ネタもどんどんでてきます。
過去の自分に向けたつもりでも、今ま正に同じことで悩んでる人、つまづいてる人には最高に役立つ情報になります。
のまとめ
いかがでしたか?
「ブログを書こう書こうと思っても書けない」
「書くネタが思いつかない」
「書いたらなにか言われるんじゃないか心配」
こんなことを思っていませんでしたか?
万人ウケなどあり得ません。
みんなにウケることは受けはありませんが、必ず喜んでくれる人もいますので。
たった一人に向けてブログを書きましょう