内藤です
SNSを、「いいね!」をもらうために使っていないか?
そんなテーマの記事です。
まずこの記事は、
SNSを自身の商品・サービスにつなげるために活用している人
に向けています。
自分のビジネスのためにSNSを始めたのに、いつの間にか、いいねをもらうのが目的になっていないか?振り返ってみて欲しいなと思います。
YouTuberとYouTubeを入り口に使う人の違い
話を分かりやすくするためにYouTuberさんを例にします。
YouTuberさんは、動画で面白いことをしたり、話題になることを配信していますよね。
その狙いは再生回数を増やして広告収入を得るためです。
つまり自身の商品ではなく、YouTube自体が収益源になっています。
YouTuberさんのなかには、企業からのスポンサー収入がある方もいますが、それも自身の商品ではありません。
一方YouTubeを入り口にしている人もいます。
YouTubeで役立つ情報を発信して、自分の商品につなげるような使い方です。
つまり収入源は自分の商品の売上で、YouTubeは知ってもらい興味を持ってもらうための入り口です。
この2つのチャンネルにつくファンは種類が違いますよね。
YouTuberさんのファンは、動画を見てくれますが、自身の商品を買うわけではありません。
一方YouTubeを入り口にしている人のファンは、その人の商品にも興味があって利用することもあります。
この違い分かりますか?
SNSを自身の商品・サービスにつなげるためなら、当然後者のようなファンが増えた方がいいですよね。
でも、SNSをYouTuberさんのように使ってしまっている方が多いように思います。
SNSの発信が、いいねやフォロワーを増やすための発信になってしまっているということです。
いいねが増えても収益にはならないのに。
自撮りばかりとか、ランチでどこそこ行ったとか。
「人」や「キャラ」が見えると、確かにいいねは付きやすいです。
でも、そういった投稿ばかりでは、いいねするだけのファンが増えます。
それよりも、見た人の役に立つ情報を発信したり、理念や想いを語って「目的に向かっている自分」のファンを増やすことの方が大事です。
例えば、
「シンプルで誰もが使いやすいパソコンで世界を変えたい」というような想いとか、
「このアプリならこんな事ができる」というワクワクするような未来の提案を発信していたら、それに共感する人が出てきます。
アップルがまさにそうですよね。
スティーブ・ジョブズが好きだという人はいると思いますが、彼の「人そのもの」というよりも、「理念に向かって走っているジョブズ」が好きだったはずです。
だから色んなアップル製品を買うし、ジョブズ亡き後も理念を継承したアップルの製品を買い続けます。
目的に向かう自分を応援してくれるファンを増やすために
いいねはもらえたら嬉しいですが、ただいいねの数だけ増やしても意味がありません。
ファンはファンでも、目的に向かう自分を応援してくれるファンの方を増やしましょう。
そのためにも
・読んだ人のためになる喜ばれる情報
・理念や想い
も発信しましょう。