「あれもこれも」は、どれも意識できない。やるべき事はたった1つのこと

「あれもこれも」は、どれも意識できない。やるべき事はたった1つのこと

ネットでファンを作る方法

内藤です

7つの質問ももう少しで1500名の読者さんになります^^

沢山の方からご返信もいただき、いま多くの方が抱えている問題も見えてきて僕もすごく良い勉強になっています。

⇒ 自然体で自分らしく、ネットでファンを作る7つの質問

勉強って、自分が変化、進化できることですから、楽しいものです。

日々学ぶって本当に大切です。

本当に学びたいことは、例え高かろうが、遠かろうが、学びに行くべきというのが僕の考えです。

だって、学んで変化、進化したら何倍にもなって返ってきますから。

「いつか近くで開催されたら。」
「いつかもっと安くなったら。」

その「いつか」って、なかなか来ないです(笑)

「あれもこれも」は、どれも意識できない

さて、色んなことをやり過ぎて、何をやったらいいのか分からなくなっている人が多いな〜、と7つの質問への返信を見ていてもよく思います。

あれもこれもって、うまく出来ません。

「この1つをやれば全体が良くなる」という1つを見つけて、それを徹底的にやった方がいいです。

その為には本質を見抜く力が必要です。

上辺のテクニックや対処療法的なものではなく、根本にあるものです。

スキーのインストラクター時代

レッスンでお客様の滑りを見て、あれもこれも指摘するとお客様は混乱します。

「もっと視線を上げて!」
「腰が引けないように!」
「手を前に構えて!」
「肘が落ちないように!」
「しっかりと外足にのって!」

こんな風にいうと、結局どれも意識出来なくなります。

そして、全体が良くなるどころか滑り自体が悪くなってしまうのです。

気がついた点をただ指摘するだけでは、本当の改善にならないんですよね

僕がやっていたのは、意識してもらうことを1つに絞るということ。

例えば、コブ斜面でよくある失敗例が、後傾になってコントロールできなくなることです。

後傾って、体重が後ろよりに乗ってしまうことです。

そんな症状を見たときに、「この1つが良くなったら、全て良くなる」っていうものを探っていきます。

全てに通じている本質のものです。

本質に通じるたった1つのことに集中

この場合のスキーの例で言うと、「ポジション」です

ポジションとは、滑るときの重心の位置や基本姿勢を言います。

スピードが出過ぎて、重心の位置が後ろになり、後傾姿勢になった状態を「ポジションが遅れてる」とか、「ポジションが悪い」などと言います。

いかに良いポジションで滑れるかが、コブ斜面を上手に滑るポイントになります。

で、視線を前にするとか、腰が引けないようにとか、手が前に来るように構えるとかは全て、ポジションを良くするためのことです。

しかし、それらを全て意識してやろうとすると、どれも意識出来ずに、結果良いポジションになりません。

それが、

「ストックを思い切り前に突いて滑ってみましょう。それだけ意識して、後のことは出来ていなくてもいいです。」

というと、途端にポジションが良くなり、スイスイと滑れるようになったりします。

本人はストックを前に突くことだけ意識したのに、視線が前を向き、手が前にでて、腰も引けないようになります。

ストックを前の方に突こうとすると、自然と上体が前に出ますから、後傾になることはありません。

つまり。良いポジションになるのです。

滑っている本人はポジションを良くしようとか、腰が引けないようにとか意識していません。

意識したのはストックのことだけです。

面白いですよね〜。

ストックを意識する事が、本質の「ポジション」に通じていたからです。

スキーに限らずビジネスのためのネット発信には「本質」があります。

「あれも指摘された」
「これもやった方がいいって言われた」
「新しいSNSが出たからやらないと」
「もっと色々やらなきゃ…」

…、そんなに一気にいっぱいできませんて。。

何の為にやるのか
どうあるべきなのか

本質は何なのか

しっかりと見定めて、選択と集中をして取り組みましょう〜

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