ものごとを続けていくと、壁にぶち当たる事があります。壁を回避する選択肢がいくつかあって、どれにしようか迷うこともあります。「Aにしようか、それともBにしようか、はたまたCの方がいいか…」と。
その時に「Aの方が儲かるから」とか、「Bが求められてるから」という理由で選択するのではなく、「そもそも何でこれやってるんだっけ?」という原点や本質を見て欲しいのです。そして、選択した自分が楽しめているか。これが重要です。
だって、儲かると思って選んだ結果、はじめたキッカケや理念とズレていったら違和感を感じます。お客様に求められるがまま、嫌でも期待に応えていたら、てワクワク感もなくなり自分自身が疲れてしまいます。続けられなくなったら元も子もありません。
もちろん、はじめるキッカケや理念が「儲けること」なら、儲かる選択をすればいいし、お客様の期待に応え続けるのが理念ならば、応え続ければいい。それはそれで立派な原点だと思います。共感されるかは別として。
「なぜやっているのか?」ここに立ち返って判断するとブレない生き方になると思っています。選択には生き様が現れます。人は生き方、生き様にひかれるんじゃないかなって。それが自分という「人」にファンができるということです。
自分が「なぜやっているのか」を無視して、「儲かる方」、「ニーズがある方」ばかりを追うと、妥協しはじめ、どんどん効率を求めていきます。ノウハウや上辺のテクニックに目が行きやすくなります。すると個性も薄れ、他と変わらなくなります。行き着く先は価格競争です。
それでは単に「モノ」を売るだけになってしまい、「人」にファンができなくなります。
人気だった個性の強い店がチェーン店舗展開し、素材へのこだわりがなくなり、味が落ち、ファン離れするってありますよね。
時代の流れで、ツールややり方、方法は変わることはあっても、原点や本質は見失いたくありません。
自分の期待に一番応えよう
万人の期待に応えることはできません。Aを選択したら、喜ぶ人もいればガッカリする人もいます。Bを選べば、感謝するひともいれば、批判する人も出てきます。
だから、まずは自分の期待に一番に応えてあげましょう。それが、「なぜ始めたのか?」「楽しいか?」にそって選択するということです。
ビジネスは、相手があってこそなので、相手を喜ばせることも大切なのですが、自分の理念や原点を無視しないようにしましょう。
しあわせのキッカケを、ネットから。
ありがとうございました!