内藤勲です。
昨日のブログ記事で、動画配信で最も重要なのはマイクだってことを書きました。
どんなに映像が綺麗でも音が悪かったら、満足度下がりますからね。
動画配信や音声配信している方は、ぜひ外部マイクつけて話すようにしてみてくださいね。
ここはお金かけて良い部分ですから。
【話すのが苦手な人向け】動画や音声で伝わる話す方
さて今回は、動画や音声で話す人向けの記事になります。
何かを解説したり、自分の考えを伝えたりする人ですね。
今とても増えていると思います。
音が大事なのは変わりませんが、音が良くなったら今度は中身です。
音がいいのに、話してることが伝わらなかったら視聴してもらえませんから。
僕はセミナーで解説することもありますし、今ならZOOMやライブ配信で話すこともあります。
オンラインスクール向けの音声の収録は毎日しています。
お客様から「話がわかりやすい」と言っていただけることがあります。
それ以外で、僕が話す時に意識してるポイントをお伝えしますね。
でも実は、僕は話すのが得意ではありません(笑)
うまく話せないなと思うことが多々あります。
でも、わかりやすいと言っていただけるのは、次の5つを意識して話してるからです。
- 一文を短くする
- たとえ話をする
- 先に結論を持ってくる
- あれもこれも言わない。1つだけ言う。
- ゆっくり話す
これらを意識しています。
1つ1つ説明します。
一文を短くする
これはブログで文章を書く時も同じですが、なるべく一文を短くします。
読点(、)をたくさん使って文章をつないでいくのではなく、句点(。)を早く打つようにします。
これを話す時にも意識します。
油断すると、どんどん長くしてしまいます。
例えば、
のように話すと、聞いてる側は一息つけません。
実際に声にだして、話すつもりで読んでみてください。
この調子で話して、相手に伝わると思いますか?
今度はこれを
それはカンブリア宮殿で、ボランティアで働くお医者さんの話しです。
その人はカンボジアとかミャンマーとか後進国で恵まれない人に無償で医療を提供してるらしいんです。」
のように話したらどうでしょう。
実際に声に出して、話すつもりで読んでみてください。
さっきと違いませんか?
ひとつの塊が小さいので、相手の頭にも処理しややすいです。
文章を書く時だけではなく、話す時も短文にする意識を持ってみてください。
たとえ話をする
たとえ話をすると、聞いてる側の頭の中でもイメージしやすくなります。
先ほどの「一文を短くする」の中でもたとえ話をだしました。
あのたとえ話があるないで、伝わりやすさって違いますよね。
また言葉だけではなく、相手の頭の中で映像化されるので、伝わりやすくなります。
例えば、
という説明を
とか
と説明した方がわかりませんか?
例え話に自分の経験談を使うと、自分にしか書けない文になり、人柄も伝わるようになります。
先に結論を持ってくる
3つ目は、結論を先に持ってくるです。
結論がなかなか見えてこないと
「この話、どこに向かうんだろう?」
「で、この人何をいいたいの?」
と聞いてる側を迷子にしてしまいます。
だから、例えば
「今日は、〇〇について話します。〇〇は□□です。そのワケは、、、」
のように、先に結論や主張を持ってきて、その理由を続けるようにします。
すると、ゴールが見えるので、聞いてる側も迷子になりません。
僕は毎朝音声を収録しています。
意識せずにただ思いついたことを話してると、話してる自分もどこに向かうかわからなくなってしまいます。
なので、「今日は、〇〇のテーマについて話します。」と意識して言うようにしています
すると、聞く側にも何の話か先に伝えられるし、話してる自分も向かう先がわかってるので話しやすくなります。
あれもこれも言わない。1つだけ言う。
一度に、あれもこれも言いたくなりますが、そこはガマン。
1つのことについて話すようにします。
話が飛んで、横道にそれると、伝えたいことが伝わりません。
本当に伝えたいことに絞って、あとは敢えて言わないようにします。
もし3つ話したいことがあるなら、先に
「今日は3つのことをお伝えします。」
と言ってしまえば、聞く側も整理しやすくなります。
ゆっくり話す
話すスピードも大事です。
ゆっくり話してるつもりでも、実際は思ってるより早口になります。
遅いと思うくらいで話した方がちょうどいいです。
またゆっくりだと、重みが増して、相手の心にも残りやすくなります。
最後に
僕はスキーのインストラクター経験がいきています。
どうやったら伝わるのかを毎日考えてました。
その積み重ねで、伝わる話し方が身についてきた感じです。
でももとは苦手なので(笑)、意識しないと伝わらない話し方をしてしまいます。
話すのが苦手だけど、動画や音声で話す方は参考にしてみてくださいね。