内藤です。
「行動することが何よりも大事」
「まずは行動しよう!」
とよく言われますよね。
でも、それでも動けない人はいます。
なぜ動けないのか?
行動できるようになるためには何が必要なのか?
最近読んだ2冊の本のそのヒントがあるなと思いました。
今行動できない方に役立つと嬉しいです。
なぜ行動できないのか?今こそ、Whyから始めよう
その2冊とはこちら
・ひすいこたろうさんの『人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方』(A-Works)
・OWNDAYSの田中修治社長の『大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~ (NewsPicks Book)』(NewsPicks Book)
「なんのために」という目的
この2冊の中で、読者に強くうったえている共通点があります。
それは、「なんのために」という目的についてです。
『人生最後の日にガッツポーズ』では、生きる理由(ココロザシ)が大きなテーマになっています。
『大きな嘘の木の下で』では、最後の章で「企業理念」の大切さについて触れています。
生きる理由(ココロザシ)は、なんのために生きるかだし、企業理念は、なんのために企業として経済活動をするかです。
行動できない人は、この「なんのために」が抜け落ちてるからではないでしょうか?
行動は、何かの想い(理念、ココロザシ)が起点になって起こるものです。
「行動することが何よりも大事」
「まずは行動しよう!」
ただ行動することの必要さばかり言われても、「なんのために行動するか」の想いがないから動けないし続きません。
『人生最後の日にガッツポーズ』に登場する幕末の5人は、「日本を変える」というココロザシがあったから命を懸けて行動しました。
OWNDAYSの田中社長は、関わる人すべてを豊かにするという理念があるから、挑戦し続けています。
今こそ、Whyから始めよう
もう1つ見てほしい動画があります。
2009年のTED動画です。
もう10年以上前の動画なんですが、この中で「Why」から始めることの重要さが解説されています。
※Whyを「なぜ」というより「なんのため」と捉えてみてください。
理念や、なんのためなのか想いを語ると、そこに「人」や「世界観」や「ストーリー」が見えてきます。
そして、理念や想いに共感してくれる人が出てくると、いろんな商品を買ってくれるようになります。Appleのように。
モノだけが目当てならば、別に他からでもいいってことになりますよね。
より安い方、より近い方に行ってしまいます。
でも、理念やココロザシに共感してもらえたなら、「あなたから欲しい」に変わってきます。
ただモノを作る、ただモノを売る、ただ情報を発信するのではなく、なんのために作るのか、なんのために売るのか、なんのために発信するのか、自分の想いを見つめ直してみましょう。
コロナ渦で「動かないと」と焦る今こそ、Whyから始めましょう。