FacebookやGoogleにはアルゴリズムがありますよね。アルゴリズムとは簡単に言えばルールや基準です。
Facebookであれば、自分の投稿がどんな人にどれだけ届くか(表示されるか)のルールや基準。Googleで言えば、検索結果の表示順位のルールや基準。
FacebookもGoogleも度々アルゴリズムが変わります。Facebookの変更は、去年も今年に入ってからもありました。Googleもスマホで見やすいサイトを評価するように変わって来ています。
アルゴリズムの変更がある度に騒ぐ人も多いですが、そもそもなぜGoogleやFacebookは度々変更させるのでしょうか?
GoogleやFacebookは紹介者
GoogleやFacebookを『紹介者』だと捉えてみましょう。
Googleは、何かを探している人に対して、求めている情報があるサイトを紹介(検索結果として表示)しています。
Facebookは、ユーザーに関連のある投稿や、関心が高いであろう投稿を紹介(ニュースフィードに表示)しています。
紹介した時に、全然欲しくない情報や、見たくない投稿ばかり流したらどうでしょう。そして、それが続いてしまったら。
使っているユーザーは、GoogleやFacebookに対して信頼感がなくなります。信頼が落ちると使うのをやめてしまいます。
使う人がいなくなったらGoogleもFacebookもやっていけません。ですから、信頼を落とさないよう、良い紹介ができるようにするわけです。
で、GoogleもFacebookもプログラムです。アルゴリズムに基づいて動いている機械です。
そうすると、プログラムの穴を狙って、紹介させようとする人達がでてきます。紹介(表示)されればいいという狙いで、スパム行為や、裏技的なことや、ツールを使ったりと。
しかし、ユーザーにとって良い情報でなければ、紹介(表示)と求めていることが一致しません。GoogleやFacebookにとっては不利益になります。
ですから、GoogleやFacebookにとって、良い紹介(表示)をすることが、ユーザーの信頼を得られ、ずっと使ってもらえることになります。そして、そうなるように日々紹介の質を高めてるわけですね。それがアルゴリズムを変更する理由です。
ユーザーにとって良い紹介とは
では、使っている側の僕らユーザーは、どんな紹介(表示)をされたら嬉しいでしょう?
やっぱり、求めていることや、役立つこと、興味のあるこお、関係のあることですよね。
求めていたことが表示されればスルーはしません。じっくり見たり読んだりします。 ただ単にいいねが押されているとかではなく、閲覧時間が長いというのが今GoogleでもFacebookでも重要視されている事柄の1つです。
長い閲覧時間、長い滞在時間 ⇒ 良い紹介をした ということになると考えられます。
結局、Googleにしても、Facebookにしても『人』に近づいています。プログラムで上位に来るようなサイト、沢山表示されるような投稿ではなく、人が読んで役立つものが大事だってことです。それが結果、検索上位に来ることになり、沢山表示されるようになると。
もちろん最低限のこと(例えば、SEOを考慮したテンプレートを使うとか)は、した方がいいですが、良い情報、役立つ情報を発信するという事が何よりも大事です。
GoogleやFacebookのアルゴリズムがアップデートを重ねて、どんどん人に近づけば近づくほど。
つまり、読者が読み込めるような喜ぶ投稿をするという当たり前の事が最も大事だということです。
喜んでもらう記事がFacebookやGoogleをもファンにするということですね。
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