内藤です
Facebookで見かけたこちらの記事。
ピアノを連弾している二人は面識もないそうです。
そして、スペインとアルジェリアと国も違います。
言葉は通じなくても、「ピアノ」でコミュニケーションを取っていますよね。
そういう意味では、ピアノが二人の共通言語になっていると言えます。
(正確には言語ではないですが、コミュニケーションを取るツールという意味で)
ピアノを通して、語りあってると思うんです。
後から加わった彼は、聞こえて来た音色を聞いて、曲を聞いて、弾いている奏者の技術を見て、「彼とならうまく話せる」と思って加わったと思います。
知らない曲だったり、相手と話が合わなかったら(相手のリズムやレベルに合わせられない)、一緒に弾くことはなかったでしょう。
面白いのは、途中メインで弾く人が変わって、一方がサブになって引き立てたりして、本当に会話が弾んでいるような役割をしあっていることです。
きっと二人とも楽しかったでしょうね〜。 笑顔からも伝わってきます。
ピアノだけじゃなくて、他の音楽でも、サッカーやバレーなどスポーツでもこういう事ってありますよね。
で、僕らがネットで何か発信するとき。
例えば自分のサービスやノウハウについて語ったりするときに、専門用語を使ったり、ストレートに言い過ぎると伝わらない事があります。
それは、先のピアノの二人で言うならば、一方がスペイン語だけで語っているようなものです。
相手がスペインに興味があったとしても、スペイン語がしっかり理解出来なかったり、片言だとうまく会話に加われません。
それが「例え話」を出したり、自分の経験を交えて説明したりすると、相手にも共通する部分が出てきます。
例えば、日常話に置き換えて説明するとか。
日本の財政状況をそのまんま伝えてもピンと来ませんが、家庭の家計状況で例えたら分かりやすくなったりしますよね。
共通することや、似た経験があるならば、理解もできて会話に加われるわけです。
ピアノという共通言語を使うのと同じです。
その方がファンになってもらいやすくなります。
また人柄や世界観も伝わります。
だから、「自分の日常や、経験を例に出すといい」って僕は言っています。
この記事で「例え話を出しましょう」とストレートに言わずに、ピアノの連弾を例にだすのも共通言語を作って理解しやすくするためです^^
是非参考にしてみてくださいね。