内藤です
今回は「世界観」と「ブランディング」について、僕なりの考えを書きたいと思います。
まずブランディングとは、「お客さんや第3者が企業や商品、あるいは個人に対していだくイメージを、アップさせること」だと僕は解釈しています。
大抵ブランディングといえば、イメージアップのために仕掛けます。間違うとマイナスイメージになることもありますよね。
一方的に「こんなイメージ持たれたい!」というだけのブランディングは、「は?なんか勘違いしてません?」とも受け取られやすいです。
ですから、何が求められているかリサーチを行い、どう見せていくか戦略を立てないといけません。
そして、その時に世界観が関わってきます。
打ち出す世界観によって、企業や商品、あるいは個人に対してのイメージが作られていきます。
例えば、iPhoneやMacなどの商品を出しているApple。
シンプルでハイセンスな美しいデザインのものが多いですよね。
多くの人がこのようなイメージを抱くのではないでしょうか?
Appleストアに行くと、その世界観も伝わってきます。
非常にシンプルな内装で、綺麗に商品も並べられています。Appleストア自体が、シンプルでハイセンスで美しいです。
商品を買うと梱包の箱は白でシンプル。説明書も入っていません。iPhoneに関してはホームボタンだけです。
その統一され、保たれた世界観によって、Appleへのイメージはどんどん明確になっていきます。
つまり、世界観がハッキリしているものは、ブランドのイメージもハッキリしているということです。
CMで流れる企業やメーカー。ブランドのイメージがしっかりしてるところって、世界観バリバリありませんか?
良く行くお店や人気歌手、ブロガーなどで世界観があるものって、そのブランドイメージがちゃんとありませんか?
一方、打ち出す世界観に統一性がなかったり、世界観を壊してしまうようなことをすれば、ブランドのイメージも出来上がりません。
ブランディングできないということになります。
仮に、「カリスマブランディング」したいとします(笑)
高級寿司屋に行った写真を出した翌日に、回転寿司を食べてる写真をアップしたら世界観が崩れますよね。そして、カリスマブランディングもできません。
ですから世界観とブランディングは密接に結びついています。
世界観を統一させ継続的に打ち出すことで、ブランディングが確立していきます。
「こんな風に見られたい」「イメージアップしたい」と思うなら、普段の発信、振る舞いで感じてもらえる世界観も意識してみましょう
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