ブログ記事が、伝わる文章になる、たった3つの書き方のコツ
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ブログ記事が、伝わる文章になる、たった3つの書き方のコツ

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内藤です

ブログを書いたなら読まれたいと誰もが思うはず。
でも、伝わる文章、伝わらない文章ありますよね?

伝わってこない文章って、こんな印象ではないでしょうか?

  • 誰に向けてるのかわからない
  • あれもこれも話が飛んで、何を言いたいのかわからない
  • 抽象的過ぎてイメージできない

など。

この逆を抑えると、伝わる文章になります。

  • 読んで欲しい相手を決める
  • 伝えることは1つに絞る
  • 具体的にイメーできるようにする

この3つを明確にすることで、ブログ記事の文章が伝わるものになります。

1つ1つ、そのコツを書きますね

読んで欲しい相手を決める

伝わる文章の書き方と言っていますが、万人に伝わる文章はなかなかありません。

同じ文章でも、「めっちゃ伝わった!」という人もいれば、「全然意味わかんない」という人もいます。

要は、みんなに伝えようとするのではなく、誰に伝えたいのかを明確にすることが必要ということです。

特定の一個人に向ける

特定の一個人に向けるのもいいです。
記事中に名前を出す必要はありませんが、ある特定の個人に向けて書くと、「私のことだ!」という方が意外と多くいます。

万人に向けて書くと、ぼやけてピンとくる人がいなくなります。
みんなに向けようと思うと、誰にも響かない文章になります。

絞り込んで書くと共感する方も多く、しっかりと読んでもらいやすいです。
記事毎に向ける相手を変えてもいいですね。

誰に向けるかによっても、使う言葉も変わります。

専門用語は使わない方がいいとよく言われますが、読んで欲しい相手が専門家ならば通じる言葉を使った方がいいです。

読んで欲しい相手を決めることが、まずは大事です。

伝えることは1つに絞る。記事で1テーマ

1つの記事では、1つのテーマに絞って書くようにします。

あれもこれも詰め込むと、読者さんも頭の中で整理が大変になります。
1記事1テーマの方が、頭に入りやすく、理解度も高くなります。
それに、絞り込んだ方が記事数も増やすことができます。

この本はご存知でしょうか?
広告のクリエイティブ・ディレクターとしてスティーブ・ジョブズと一緒に働いてきたケン・シーガルの書籍「Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学」です。

Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学

この本の中で、面白くわかりやすいエピソードがあります。

iMacのテレビコマーシャルを作るときに、どこまで伝えればいいのか、議論になりました。
伝えたい重要なことが4つか5つある。
それを30秒間で全て伝えるのか、ひとつだけ伝えるべきなのか、と。

スティーブ・ジョブズは、4つ5つなら伝えられるだとうと考えていました。
著者が所属する広告代理店はこんなパフォーマンスをします。

メモ帳を5枚ちぎって、一枚ずつ丸めて「スティーブ、キャッチしてくれ」と言って、紙の玉をひとつスティーブ・ジョブスめがけて投げた。スティーブ・ジョブズは難なくキャッチして、投げ返した。

「これがよい広告だ。」と広告代理店。

「またキャッチしてくれ」といって、今度は紙の玉5つ全て投げた。スティーブ・ジョブズはひとつもキャッチできず、紙の玉はテーブルや床に落ちた。

「これが悪い広告だよ」

結果スティーブ・ジョブズはメッセージ1つだけのCMを採用します。

集中するものが多ければ多いほど覚えられません。伝わりません。
集中させる、伝えるなら1つに絞った方がいいということです。

一度に沢山伝えると、どれも受け取れない

僕はスキーのインストラクターをしていましたが、お客さんの滑りを見ていくつもアドバイスしすぎると、混乱してどんどん滑りが悪くなってしまうという経験をしました。

与えた1つの課題以外の部分も指摘すると、お客さんは意識しきれません。
結果与えた課題すらできなくなってしまいます。

与えた課題以外の部分はできてないけど、それは触れずに課題のことを無意識化できるまでやってもらい、その次にまた新しい課題を与えた方が上達が圧倒的に早くなります。

「二兎追うものは一兎も得ず」です。

ブログやFacebookなどでも伝えたいことは1つに絞った方が伝わりますね。
言いたいことはいっぱいあっても、あれもこれも言わずに我慢です

具体的にイメーできるようにする

伝わらない文章は、漠然としていたり、難しすぎたり、あるいは抽象的過ぎてイメージできないことが多いです。
人は頭のなかでイメージできないと、どんどん興味を失います。

イメージしてもらうためには、例え話をするのがオススメです。

例え話をいれることで文章が分かりやすくなる

分かりやすい文章にしたり、面白い話にする方法の1つが『例え話』を入れることです。

何かを説明するときは、1つの視点になりやすいです。
それが例えを出すことで、別の視点か生まれます。

例えば、(これも例え話です)
「ブログを書くことの良さ」

を説明するときに、
「情報発信ができるから」

だけだと、ブログの良さはイマイチ伝わりません。

これが
「例えば、ブログはお店を持つようなもので、商品をそこで販売することも出来ます」

のように、例えを入れると「情報発信できる」というだけの説明よりも、なるほど〜と思ってもらえます。

複数の視点を見せてあげると読み手も理解しやすくなります。

例えば、スポーツ選手に体の使い方を説明する時に
「ここの筋肉がこうだから、こうなんです。気をつけましょう。」

と言われてもピンときにくいです。

「その筋肉が大事なのはわかったけど、何で?」
と、イメージがつきません。

「例えば、階段登る時に足を上げて、ここが張ることがありませんか? それはこの筋肉がこうだからなんです。」

とかって、例え話をされると「なるほど!」とイメージしやすくなります。

例え話をするときに、意識したいこと

例え話を出すときでも、その例え話が固い説明調だと分かりやすくなりません。
逆に複雑になることもあります(笑)

自分の言葉を使う

例えを出す時に、本から文章を引用したり、誰かが言った言葉を使うこともあります。

でも、本などの説明文をただ引用するのでは、例えになりません。
自分の言葉を添えて、あるいは自分の言葉に変えて、例え話にしましょう。

自分のフィルターを通して、自分の言葉で書く、ということですね。

例え話は複数だす

例え話は1つよりも、複数あった方が分かりやすくなります。

例え話は、読者に新しい視点を与えてくれるものになりますが、複数の視点があったほうが、物事の輪郭がよく見えてきます。

例えば、
「SNSはフローメディアなので、反応の即時性はあるけど、持続性がない」
という説明も

「SNSは道路の横に立っている看板のようなものです。車を運転していて、目には入ってくるけど、1つ1つをじっくりは見ません。興味のあるものは見ますが、その看板がなくなったら見られなくなります。」

「SNSは、人混みの中でビラをまくようなものです。沢山の人に見てもらうことができますが、受け取ってもらえるのはビラ配りしてる時だけなんです。」

のように複数だすと、フローメディアの特徴も伝わりやすくなります。

1つだけではなく、複数出してみましょう。

例え話は身近なものを出す

読者が自分のことのように思えたり、自分に置き換えて考えられると理解しやすいので、身近なことを例え話にするといいです。
それは共通点が多く「そうそう!」と思ってもらいやすいからです。

例えば、
「ブログの文字は大きい方が読みやすいです」
ということを言いたい時でも

「例えば、新聞紙の小さい字よりも、絵本の字の方が読みやすいですよね?」

と、日常のことを例えにして書いた方がイメージしやすいです。

僕がスキーの話を例え話にするのは、スキーをしたことのある人はピンと来やすいからです。

ですから、日常的なことや、共通点があるようなことで、例え話ができないか考えるといいですね

経験話をする

自分の経験談を、例え話でだすのもいいです。

自分の経験談は、当然自分の言葉になります。
複数出てきやすいですし、自分の身の回りで起きたことです。
それに、経験談は、人柄も見えてきて共感されやすくなります。

文章にすることで、自分が経験してきたことが価値のあるものになります。

ブログ記事が、伝わる文章になる、たった3つの書き方のコツのまとめ

綺麗な文章を書けるかどうかよりも、大事なのは伝わるかどうかです。

誰に、何を伝えて、どうなるのか?

投稿する記事ごとに考えたいです。
読者が読みやすく、伝えたいことが伝わる書き方意識してみてくださいね

関連記事:「伝えたいのに伝わらない」そんな悩みを持つ人に読んでほしい、伝わる文章の書き方。

 

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